善行とビジネスとの関係

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1.痛ましい事件

 

英南東部でトラックの冷蔵コンテナから39人の遺体が見つかった事件で、ベトナム警察は事件に関与した疑いで8人を逮捕した。

国営メディアが4日伝えた。警察は1日にはほかに2人を逮捕しており、ベトナム国内での逮捕者は計10人となった。

犠牲となった39人は全員ベトナム人とみられている。その大半は、就職難などから移民熱が高いベトナム北中部のゲアン、ハティン両省の出身者とされる。国営ベトナム通信によると、地元警察幹部は「英国へ不法入国させている組織を根絶するため捜査を進める」と述べた

【ハノイ・ロイター時事】

 

ベトナム系移民は過酷な工場やサービス労働、酷いケースでは大麻製造、人身売買など、多くの市民が搾取され犠牲になっています。

 

非常に痛ましい内容の事件、ベトナムには貧困の地域はいろいろありますが、

 

一部の特定地域、ゲアン、ハティン省一部の地域に犠牲者が集中しているとの記事内容です。

 

彼等が危険を犯してでも外国に出稼ぎに行く一つの理由として、国内での就職難が指摘されています。(参考:Modern Slavely)

 

 

 

 

2.風評被害

 

わたしは過去ベトナムに住んでいたことがあります。

 

上記の事件にあるベトナムの地域、ゲアン省、ハティン省(+タインホア省)については、

 

ベトナム人の共通意見があり、彼らが常に目先の利益を優先し、スキを見つけて取り分を奪って得をしようとする、といった方が比較的多い地域と言われています。

 

実際に企業の採用担当などは、その地域の出身者を雇わない方針を打ち出したりするケースがあり、私が務めていた会社も例外ではありませんでした。

 

当初、国民性に対して良いイメージを持っていた私は、その区別と実際の不平等さに驚いたことがあります。

 

このことは、その地域の若者に相当なディスアドバンテージを植え付けます。

 

 

 

3.現地での実際の親切心

一方で、渡越したばかりの時、いろいろな場所に出張、引越しをすることがあり、慣れない場所で大変だったのですが、

 

環境が変わるたび、仲の良い現地の友人が助けてくれたことがあります。

 

引越しの荷物運びや、預金口座の開設… 本当に良いルートを見つけて色んな手続きを手伝ってくれます。

 

また、カフェやバーなどに行ってご馳走してくれます。2012年とかの話なので、彼の月給は多分150ドルくらいでした。

 

何故助けてくれるのか理解できず、彼に何故親切なのか尋ねたことがあります。

 

「個人的な理由はない。一緒にいると楽しいし、こちらも助かっている。」

 

わたしも微力ながら彼の役に立てればと、メーカーとして、彼の信用作りに貢献するべく、協力を仰ぎ、彼の仕事を増やしたことを覚えています。

 

結果的に同じレベルのお返しは出来ていませんが、彼は今でも大切な友人の一人として、また良い機会を作りたいと思っています。

 

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4.良いビジネス

 

上記の助けてもらった話は、些細な内容で、日常的に誰にでも起こりうる出来事です。

 

しかし、その関係が作られている瞬間、何の変哲もない行為ですが、ビジネスの視点で見ると、ベストな取引がなされている現場と思います。

 

それは、一つの単調な行動が人の感情から更に良い事例を作っているという教訓にもできます。

 

ビジネスの親切心を学ぶことは、地元のオーナー、マーケティング担当者にとってはやりがいのある仕事です。

 

需供バランスでミスマッチが起こっておらず、最適な均衡になっているため、同時に共感、感謝でも良い均衡を作っています。

 

 

 

 

5.不利益

逆に対象的ですが、ゲアン省、ハティン省のケースは、利己的なイメージを周りから持たれていることが原因で、就職が出来ない若者で溢れています。

 

また、利己的な行動をする個人の、短期的な利益を得ようとする=「楽して儲かる」、という行動。

 

これは同時に、何かのスキルを上げるとか、そういった成長機会を奪うことなると感じます。

 

国家レベルでも悪いガバナンスの国は発展しにくいと言われています。

 

人の心は「集団」に強く影響されるため、

 

その悪循環が広がっていけば風評被害、現実に取引ができない状態になります。不利益を生み出します。

 

 

 

 

5.集団心理

人の心は「集団」に強く影響されるため、

 

上記のいずれのケースでも、感情の動き一つで周りを巻きこんでいます。

 

家族、友人、ビジネスパートナー…

 

スタンフォード大学の神経学者ジャミル・ザキによると、人は他人の寛容さ、不寛容さを無意識レベルでチェックしており、

 

彼の研究では、寄付者が慈善団体に寄付した金額は、仲間からの寄付が多かったり少なかったと言われたかどうかによって上下しました。

 

このことから、共感は人から人へと広がることがわかります。

 

同様に、圧力も多数派に同調する傾向「人にうつる」があり、近しい人の行動に人は左右されながら行動します。

 

皆がBだというと段々Bに見えてきます。

 

親切心の影響を作れば、複数の活動に広がる可能性があります。

 

しかし、営業担当者やサービスの担当に伝えるためには「科学的なプロセスや理屈はなく、人々を教育し扇動するために、何かをする機会が生じたとき、一緒に方向付けを行い、指示に従わせるのではなく、能動的にさせること」とのこと。

 

優しさを教えるためのノウハウは存在しないかもしれませんが、親切心のリーダーシップを持つことは、それを受け止めたスタッフを通して顧客に広がって行くプロセスのスタートとなり得ます。

 

それをどのように構築すべきか。

 

 

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6.優れたサービス

親切心のある優れたサービスを提供するスタッフの存在。

 

従業員に何も要求しない店舗で働いているにもかかわらず、個々の従業員が過剰な優しさで行動しているのを見ることがあります。

 

しかし、これは顧客のニーズとギャップがあることが多く、共感とは違うため、理想的ではないケースです。

 

親切心のあるスタッフが顧客のニーズに応えるように、寛大と共感を生みだすビジネスを構築するのが、一つの目標とした時。

 

SNSでビジネスの目的調査の結果、当然ながら、回答者の大多数は生活賃金を最優先の課題としています。

 

なので、まず経営者側から、スタッフが衣食住においてきちんと出来る、生活の安定を確保できるようにしなければなりません。

 

スタッフの給与を出来るだけ少なく、人より物を優先する経営者はただの搾取です。

 

その上でのリーダーシップ。

 

そして親切心の観点から消費者に付加価値を提供する労働力は、通常雇用側から問われる信用、健康等へのニーズを同時に満たすことができます。

 

尚、顧客の不満については、否定的なレビューの70%はサービスと理想のギャップか、失礼なサービスと感じたことにあり、その多くがアフターケアで克服できることが調査でわかっています。

 

 

 

7.

地元の小さなビジネスだからこそ、親切を生み出す思いやりのあるポリシーとイニシアチブは手の届くところにあり、影響力があります。

 

大きな成長の可能性、

店舗にとって良い循環を考えてみます(下記)。

1.店舗建設中に隣の住民に声を欠けること

2.困っている人に住まいの一部を提供すること

3.スタッフが困っている人を助けるか

4.記念日で女性への贈り物

5.スタッフの帰省の日程を把握

6.ある顧客が来店中にバイクが盗まれた時、代わりになるものを渡す行為

7.帰属している業界のネガティブな側面、そこから発生する依存症などの患者への意識、働き

8.お客さんへのプレゼント企画

 

 

組織の規模が小さいほど、スタッフはオーナーの貢献の影響を受けやすく、そのスタッフは、5人、10人と顧客にその貢献をサービスに変えて広げることができます。

 

今はオフラインだけでなく、オンライン上のレビューや口コミがあるので、情報が広い範囲でより早く伝わります。

 

地域の新聞、キャンペーンを開始する特定のコミュニティ…

 

善行は、事実上制限が無いという特徴がありますが、測定できないという意味ではありません。

 

地元のビジネスオーナーとして、誰でもそれを解析する実用的な手段も持っています。

 

それを経験値、実績として残すことができれば、レビュー、SNSを通してスタッフや人々に共有することができます。

 

仏教は、紀元前から「与える喜び」を現代に伝えています。

 

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